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建築計画

令和8年 一級建築士 学科試験 当サイトの解答案と論点解説【独自検討版】

お読みいただく前に(重要な免責事項)

本記事は、令和8年度一級建築士 学科試験(7月26日実施)について、当サイトが独自に検討・作成した解答案です。資格学校各社(TAC・総合資格学院・日建学院など)の解答速報とも一部異なる可能性があり、的中を保証するものではありません。試験問題文・選択肢の文章はいっさい転載しておらず、掲載しているのは科目・問題番号・当サイトの解答案の番号・確信度・論点名・論点に関する一般知識としての解説のみです。正式な正答は、試験実施機関(公益財団法人 建築技術教育普及センター)の発表を必ずご確認ください。自己採点の結果で一喜一憂されるより先に、まずはご自身の解答控えと突き合わせる参考資料として、目安程度にご利用ください。

この解答案の作り方

学科試験当日、当サイトでは受験者本人の解答控え(マークした番号の記録)をもとに、AIによる独自の解答検討(一般知識・法令知識・力学計算にもとづく再検討)を行い、暫定の解答案を作成しました。その後、TAC解答速報が公開された科目(計画・環境設備・法規)については、当サイトの解答案とTACの解答を1問ずつ突き合わせ、食い違いがあった問題は当サイトで再検討のうえ、根拠を示せる方を最終解答案として採用しています(TACの番号をそのまま置き換えただけの問題はありません。再検討の結果、当サイトの当初案よりTAC側を支持すると判断した問題については、その理由を後述の論点解説に明記しています)。構造・施工の2科目は、本記事執筆時点でTAC解答速報がまだ公開されておらず(後述)、当サイトの独自検討案のみでの暫定版です。TACをはじめ各社の確定版が出そろい次第、内容を更新します。

各問題には「確信度」を高・中・低の3段階で付けています。「高」は法令の条文・数値基準や力学計算で明確に裏づけが取れたもの、「中」は一般的な建築知識としては妥当だが条文の細部までは検証しきれていないもの、「低」は消去法や参考程度の判断にとどまるものです。確信度が中・低の問題ほど、実際の正答と異なっている可能性が相対的に高い点にご留意ください。


科目別 解答案一覧

以下、5科目・計125問について、当サイトの解答案(最終版)・確信度・論点名を一覧にしています。問題文・選択肢の内容は記載していません。ご自身の解答控えと突き合わせてご確認ください。

学科I 計画(全20問)

No当サイト解答案確信度論点
14ABWの定義
24薬師寺東塔/石山寺多宝塔の記述
32シュレーダー邸とコルビュジエ五原則
44折板屋根の雨仕舞い
51心持ち材/心去り材の乾燥特性
61パッシブデザインの定義
72認知症グループホームの施設基準
82自動ドア押しボタンスイッチの高さ
92劇場車椅子客席と同伴者席の配置
101特例容積率適用地区の定義
111近隣公園の標準面積
123長期優良住宅の既存住宅認定
132ラドバーン方式とセグリゲーション
142車椅子使用者用客室のキャビネット高さ
153音楽教室の天井形状と音響
161ICUの配置計画
174アートプラザ大分の保存再生事例
183四会連合協定の反社条項
193工事費構成の階層
204VE実施時期

学科II 環境・設備(全20問)

No当サイト解答案確信度論点
12ブーミングとフラッターエコー
21met値の基準
34必要換気量計算(CO2濃度)
43壁体断面の防湿層位置
53冬期の竪穴区画と煙突効果
64昼光率の定義
71配光曲線の定義
84暖色/寒色と波長の関係
94壁の遮音性能と吸音性能の関係
102マスキング効果の周波数特性
111データセンターの空調方式
124事務室空調のVAVと冷温水コイル制御
132厨房排気ダクトの兼用禁止
142受水槽オーバーフロー管の排水方式
153伸頂通気管の管径
161直接照明の配光と照明率
174風力発電の系統連系方式
183屋外消火栓の防護範囲
192免震建物エレベーターの設計用水平震度
203ZEB Readyの定義

学科III 法規(全30問)

No当サイト解答案確信度論点
12特定防火設備の定義
23北側高さ制限と屋上突出物1/8ルール
32準防火地域内小規模増築と確認申請
44仮設建築物許可(法85条)の提出先
54採光補正係数と用途地域
61全館避難安全検証法と避難階段幅
73排煙設備設置緩和(100㎡区画)
82内装制限の適用除外(帆布造)
91用途変更の全体計画認定制度
102非常用エレベーター乗降ロビーの床面積
112保有水平耐力計算と耐久性等関係規定
122コンクリートの許容応力度
134積載荷重の低減(支持床数)
143位置指定道路の廃止手続
152用途地域とカラオケボックス
163容積率の加重平均計算
173道路斜線等の複合高さ制限
181防火地域内仮設事務所の適用除外
193非常用進入口の設置除外
201共同住宅共用廊下・階段の容積率不算入
214建築士事務所の変更届出期限
221建築士事務所の帳簿・図書保存義務
233都市計画区域内開発許可の適用除外
242消防用設備等の定義(非常用エレベーター)
254バリアフリー条例付加規定と建築確認
263建築物省エネ法上の努力義務
274新耐火構造・共同住宅の技術基準
284特別避難階段の適用条件
291用途変更(共同住宅→老人ホーム)と既存不適格
304土砂災害特別警戒区域の開発許可

学科IV 構造(全30問)※TAC未照合・当サイト独自検討案

No当サイト解答案確信度論点
12矩形断面と円形断面の断面積比
23剛性が変化する単純梁の中央たわみ
32水平荷重を受ける骨組の応力
432層ラーメンの柱軸力
54トラス斜材の軸方向力
62水平方向固有周期の大小比較
72弾性座屈荷重Peの性質
84荷重・外力(基準風速V0の定義)
92木造軸組工法の壁量計算・筋かい
103木造四分割法の側端部分図示
112RC配筋(ガス圧接継手位置等)
124RC構造の力学的性質(付着割裂強度等)
131RC許容応力度計算(柱の許容曲げモーメント)
141RC保有水平耐力計算
153鋼材SN400B→SN490B変更
162鉄骨接合部(アンカーボルト定着長さ等)
174鉄骨造耐震計算ルート(冷間成形角形鋼管)
182鋼構造の設計(幅厚比規定)
191土質・地盤(含水比と細粒分含有率等)
203地下外壁・基礎(直接基礎の極限支持力等)
213基礎(水平地盤反力係数と杭径等)
221SRC構造(柱脚形式/耐力壁分類)
234各種建築構造(PC造の減衰特性等)
241免震構造(ダンパー減衰力等)
252RC耐震設計・改修(精算固有周期算定等)
262構造計画・設計(非剛床時の妻面耐力壁等)
274木材・木質系材料(木表木裏の乾燥収縮)
283コンクリートの性質(寸法効果)
294鋼材(熱間圧延鋼材のZ方向強度)
303構造計画・設計(エキスパンションジョイント)

学科V 施工(全25問)※TAC未照合・当サイト独自検討案

No当サイト解答案確信度論点
14施工計画(実施工程表の変更手続等)
22工事現場管理(施工体制台帳作成義務の金額基準)
32材料品質管理(ルーフィング保管方法等)
44建築工事の届出(共同企業体代表者届の提出先等)
53地盤調査・仮設工事(仮設手すり中桟位置等)
61土工事・山留め工事(地盤アンカー引張試験)
73地業工事(アースオーガー支持層到達確認等)
81鉄筋工事(ガス圧接部の検査資格者)
93型枠工事(構造体コンクリート平たんさ等)
102コンクリート工事調合計画(構造体強度補正値S)
112コンクリート工事(練混ぜから打込み終了時間)
122プレキャストRC工事(出荷日所要強度等)
133鉄骨工事(製作工場グレード/現場溶接順序等)
143鉄骨工事(トルシア形高力ボルト締付け検査)
154木造軸組工法木工事(壁倍率仕様等)
163防水・屋根工事(シーリング打継ぎ順序等)
174左官・張り石工事(セルフレベリング材の養生)
181ガラス・金属工事(線入り板ガラス機能等)
194内外装工事(現場発泡断熱材の1日施工厚さ)
204設備工事(消防用水の消防ポンプ自動車接近距離)
214各種工事(押出成形セメント板の目地幅)
223RC造耐震改修(あと施工アンカー穿孔ビット径等)
233各種改修工事(既存インサート再利用引張試験)
242建築工事工法の正誤組合せ(グリッパー工法等)
252工事請負契約・監理業務委託契約(履行期間変更請求等)

科目別・主要問題の論点解説

ここからは、計算問題や、当サイトの検討過程でTACの解答速報・当初の自己解答と食い違いが生じた難問を中心に、各科目5〜8問を選んで論点を一般知識として解説します。繰り返しになりますが、問題文・選択肢の文章そのものは掲載していません。

計画

No.2(薬師寺東塔/石山寺多宝塔の記述、確信度:高) 薬師寺東塔は各層に裳階(もこし)を付けているため一見六重に見えますが、実際は三重塔です。様式区分についても、時代・様式の対応関係を正しく押さえておく必要がある論点です。歴史的建築物の階数・様式は紛らわしい組み合わせが出題されやすいため、代表的な事例は正確に暗記しておくと安心です。

No.5(心持ち材/心去り材の乾燥特性、確信度:高) 心持ち材(樹心を含む材)は心去り材(樹心を含まない材)に比べて乾燥にかかる時間が長く、乾燥にともなう干割れ(表面の割れ)も生じやすいとされています。木材の断面の取り方による性質の違いは、木造の構造・材料分野で繰り返し問われる基本論点です。

No.9(劇場車椅子客席と同伴者席の配置、確信度:高) 劇場・ホールなどの車椅子使用者用客席まわりの計画では、同伴者席は車椅子使用者用客席の横(隣)に設けるのが建築設計標準の基本的な考え方です。「背後」に配置する計画は、会話のしやすさや一体感の観点から標準的な考え方とは整合しにくいとされています。

No.10(特例容積率適用地区の定義、確信度:高) 特例容積率適用地区は、区域内の複数の敷地間(隣接していない敷地間も含む)で、容積率の一部を移転できる制度です(東京駅周辺の大手町・丸の内・有楽町地区などが代表例)。街区単位で個別に容積を認定する仕組みとは異なる点が、紛らわしいポイントです。

No.12(長期優良住宅の既存住宅認定、確信度:高) 長期優良住宅の認定制度は、新築だけでなく、令和4年10月の制度改正により、増改築をともなわない既存住宅であっても維持保全計画等にもとづいて認定を受けられるようになりました。制度改正の内容は出題されやすいため、近年の法改正動向は要チェックです。

No.19(工事費構成の階層、確信度:高) 工事費の標準的な構成は、「純工事費(直接工事費+共通仮設費)」→「工事原価(純工事費+現場管理費)」→「工事価格(工事原価+一般管理費等)」という積み上げの階層になっています。各費用項目がどの段階で加算されるかを整理して覚えておくと得点しやすい分野です。

環境・設備

No.3(必要換気量計算:CO2濃度、確信度:高) 室内のCO2発生量から必要換気量を求める計算問題です。必要換気量Q=CO2発生量M÷(室内CO2許容濃度-外気CO2濃度)という基本式に数値を当てはめて解く、頻出の計算パターンです。単位(m³/h)の換算ミスに注意が必要な論点です。

No.4(壁体断面の防湿層位置、確信度:中) 壁体の結露防止では、防湿層は断熱層(熱を通しにくい層)よりも室内側に設けるのが原則です。ただし本問は壁の断面構成(層の並び順)が壁ごとに異なる設定だったため、当サイトの一次検討では図の当てはめまで確信を持って再現できず、確信度は中にとどめています。

No.9(壁の遮音性能と吸音性能の関係、確信度:高) 吸音性能が高い(多孔質など音を吸収しやすい)材料は、音を透過させやすい傾向があり、遮音性能はむしろ低くなりやすいとされます。遮音性能と吸音性能は一般に独立した、相反する傾向を持つ概念として整理しておくとよい論点です。

No.10(マスキング効果の周波数特性、確信度:高) マスキング効果には「上方伝搬」という性質があり、マスクする音(妨害音)より高い周波数の音の方が、低い周波数の音よりマスクされやすいとされています。周波数の高低関係を逆に覚えていると失点しやすいポイントです。

No.11(データセンターの空調方式、確信度:中) サーバー室のような高密度発熱の室では、フリーアクセスフロアを利用した床吹出し方式が一般的に採用されます。一般論としては妥当な整理ですが、本問は選択肢間の相対比較のポイントが空調方式そのもの以外の記述にもあった可能性があり、当サイトの一次検討では確信を持ちきれなかったため、資格学校速報の判定を優先しています。

No.12(事務室空調のVAVと冷温水コイル制御、確信度:中) 個別室の温度調整はVAVユニット(室内側の温度センサーに基づく給気風量制御)が担い、冷温水コイルは還気側の温度センサーに基づき送風機系統全体の温度を制御する、という役割分担が一般的な構成です。図中のセンサー位置の当てはめは細部の判断が分かれやすく、確信度は中にとどめています。

法規

No.2(北側高さ制限と屋上突出物1/8ルール、確信度:高) 階段室等の屋上突出物は、水平投影面積が建築面積の1/8以下であれば一般の「高さ」には算入されませんが、北側高さ制限など斜線制限を検討する際には、その部分も存在するものとして高さを算定する必要があります。1/8ルールの適用範囲がすべての高さ制限に及ぶわけではない点が、この論点のポイントです。

No.4(仮設建築物許可・法85条の提出先、確信度:高) 仮設建築物(仮設店舗等)の新築許可は特定行政庁の許可事項であり、建築主事等や指定確認検査機関には申請できません。「特定行政庁、建築主事等又は指定確認検査機関」といった選択肢を見た際は、許可権者が限定されている点に注意が必要です。

No.7(排煙設備設置緩和:100㎡区画、確信度:中) 100㎡以内ごとの防火区画による排煙設備免除には、区画の構造(準耐火構造)や防火設備等の要件が別途必要とされます。当サイトの一次検討では、この要件の当てはめの精度に確信を持ちきれなかったため、確信度は中としています。

No.11(保有水平耐力計算と耐久性等関係規定、確信度:中) 柱の主筋断面積を0.8%以上とする規定(施行令77条五号)は、いわゆる「耐久性等関係規定」に該当し、保有水平耐力計算ルートを用いる場合でも、原則として適用除外にはなりません。耐久性等関係規定がどのルートでも外れない基準である、という枠組みの理解を問う論点です。

No.17(道路斜線等の複合高さ制限、確信度:中) 道路斜線制限・隣地斜線制限などが重なる敷地で、特定の地点における最高高さを求める計算問題です。用途地域・前面道路幅員・後退距離などの条件を一つずつ確認しながら、それぞれの斜線制限による高さを比較して最も厳しい(低い)値を採用するのが基本的な解き方です。

No.24(消防用設備等の定義:非常用エレベーター、確信度:高) 非常用エレベーターは建築基準法上の設備であり、消防法施行令7条が定める「消防用設備等(消火活動上必要な施設等)」の列挙には含まれません。建築基準法上の設備と消防法上の設備は制度上別立てになっている点を押さえておくと、この種の紛らわしい選択肢に対応しやすくなります。

No.28(特別避難階段の適用条件、確信度:中) 物品販売業を営む店舗等で、一定の階数・規模要件を満たす場合には、避難階段ではなく「特別避難階段」とすることが求められます。階数・面積等の数値要件は改正のたびに変わり得るため、最新の基準を条文で確認する習慣が大切な論点です。

構造

No.2(剛性が変化する単純梁の中央たわみ、確信度:高) 区間ごとに断面剛性(EI)が異なる単純梁に集中荷重が作用する場合のたわみを求める計算問題です。単位荷重法(仮想仕事法)を用いて、各区間の曲げモーメント分布と剛性の違いを積分(またはモールの定理)で丁寧に積み上げて解く必要があり、区間ごとの剛性を取り違えると答えが大きくずれやすい論点です。

No.7(弾性座屈荷重Peの性質、確信度:高) 弾性座屈荷重Peは Pe=π²EI/Lk² という基本式で表されます。断面積が同じでも断面の形(正方形・円形など)や辺長が変わると断面二次モーメントIは面積の単純な比例では変化しない(正方形断面で辺長が√2倍になるとIは4倍になるなど)ため、面積比とIの比を混同しないことが重要な論点です。

No.16(鉄骨接合部:アンカーボルト定着長さ等、確信度:高) 露出形式柱脚で構造計算を行わない場合、アンカーボルトの基礎への定着長さは径の20倍以上を確保し、かつ先端をかぎ状にするか定着金物を用いる、という仕様規定があります。定着長さの数値基準は柱脚の設計で頻出のため、正確な数値を覚えておくことが大切です。

No.17(鉄骨造耐震計算ルート:冷間成形角形鋼管、確信度:高) 冷間成形角形鋼管を柱に用いる場合、中間階の柱梁接合部において「柱の全塑性モーメントの和」が「梁の全塑性モーメントの和」の1.5倍以上となるようにする必要があります(いわゆる強柱弱梁の確保)。柱と梁のどちらが大きくなければならないかを逆に覚えていると失点しやすい論点です。

No.19(土質・地盤:含水比と細粒分含有率等、確信度:高) 一般に、地盤に含まれる細粒分(粘土・シルト分)の含有率が大きいほど保水性が高く、含水比は大きくなる傾向があります。地盤の性質を表す各種指標(含水比・飽和度・有効応力など)の定義と相互関係は、地盤分野の基礎として整理しておくとよい論点です。

No.24(免震構造:ダンパー減衰力等、確信度:高) 免震層のダンパー減衰力を大きくすると、長周期成分が主体の地震動には応答低減効果がある一方で、高次モードへの振動伝達率が上がり、加速度応答・応答せん断力がかえって増大する場合があることが知られています。「減衰力を大きくすれば単調に応答が小さくなる」とは限らない点が免震設計の実務的な注意点です。

No.29(鋼材:熱間圧延鋼材のZ方向強度、確信度:高) 熱間圧延鋼材は、圧延方向・その直角方向に比べて、板厚方向(Z方向)の強度・延性が一般に劣る性質があります(いわゆるラメラティアが生じやすい弱点方向)。板厚方向に大きな引張力がかかる接合部の設計では、Z方向規格の鋼材(Z材)を用いるなどの配慮が必要になる論点です。

施工

No.4(建築工事の届出:共同企業体代表者届の提出先等、確信度:高) 共同企業体代表者届は、労働基準監督署長を経由して都道府県労働局長あてに提出するものです。工事に関する各種届出は、提出先の行政機関(特定行政庁・労働基準監督署・都道府県知事など)を取り違えやすいため、届出の種類ごとに提出先を整理しておくことが大切な論点です。

No.11(コンクリート工事:練混ぜから打込み終了時間、確信度:高) JASS5では、コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間は、外気温25℃以下で120分以内、25℃を超える場合は90分以内と規定されています。外気温の条件によって許容時間が変わる点が、この論点のポイントです。

No.17(左官・張り石工事:セルフレベリング材の養生、確信度:高) セルフレベリング材は、硬化するまでの間、表面のしわやひび割れを防ぐために窓等の開口部をふさぎ、通風や直射日光を避けるのが標準的な養生方法です。硬化前に通風を確保してしまうと、表面の不具合につながりやすい点に注意が必要です。

No.19(内外装工事:現場発泡断熱材の1日施工厚さ、確信度:高) 硬質ウレタンフォーム等の現場発泡吹付け断熱材は、蓄熱によるスコーチ(焦げ)やひび割れを防ぐため、1日あたりの総吹付け厚さに上限(目安として80mm程度)が設けられています。数値基準を超える厚さで一度に施工したという記述は、基準超過として不適当と判断されやすい論点です。

No.23(各種改修工事:既存インサート再利用引張試験、確信度:高) 公共建築改修工事標準仕様書では、天井の吊りボルト受け等の条件を満たす場合、特記のない既存埋込みインサートの引張試験確認強度は目安として400N程度とされています。改修工事における既存部材の再利用可否の判断基準は、数値を正確に覚えておく必要がある論点です。

No.24(建築工事工法の正誤組合せ:グリッパー工法等、確信度:高) グリッパー工法は、カーペットをグリッパー(固定金具)で壁際に引っ掛けて固定するカーペット施工法を指す名称です。工法名とその内容説明の組合せを問う設問では、似た名称の別工法(鉄筋継手工法など)を混同させる出題パターンに注意が必要です。


構造・施工のTAC照合について

構造・施工の解答速報は、TACのページ上で本試験当日21:00公開予定と案内されていましたが、本記事の作成時点ではまだ公開されていませんでした。構造・施工の解答案は、現時点では当サイトの独自検討(本人の解答控え×AIによる再検討)にもとづくものであり、TACをはじめとする各社速報とは未照合です。TAC・総合資格学院・日建学院などの構造・施工の解答速報が公開され次第、当サイトでも照合を行い、内容を更新する予定です。更新状況は下記の速報まとめ記事でも随時お知らせします。

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自己採点の手順や、資格学校各社の解答速報リンク・合格基準点の推移については、上記の「解答速報まとめ」記事もあわせてご確認ください。各社の確定版の解答が出そろい次第、そして試験実施機関の正式な正答発表があり次第、本記事の内容も見直して更新する予定です。学科試験、本当にお疲れさまでした。

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